斉藤和志(さいとう かずし)
東京フィルハーモニー交響楽団
日本音楽コンクール 2001 第1位
(ムラマツ 18Kゴールド)

ここ3年ほどムラマツを吹いているのですが、本当に気に入っています。前の楽器では技術的にアレコレ苦労していたのですが、この楽器にして、そういう部分はアッサリと解決しました。非常に機能的で吹きやすく、それでいて、上品で良い音色を持っていて、さらに汚い音もわざと出せるような幅がある楽器、ということではこれ以上はないのではないかとさえ思います。吹きやすい楽器は、音色がバリバリと無遠慮になってしまったり、逆に音色がとても素敵だと、その音色と音量の変化の幅がせまくて、技術的にもシビアな楽器になってしまうことが多いのですが、その両方のいい部分だけ持っていて、演奏中、面倒な技術的な部分は「楽器に助けてもらっている」感覚ですね。そのぶん、音楽の話に集中できる。ありがたいことです。