フルートは吹き手の心をとても素直に表します。とてもHAPPYで楽しい気分のときに吹く音は、明るくて、開放的で、無邪気な感じさえ与えます。逆に落ち込んでいたり、心配事があったりした時には、何だか冴えない、聴いている人までもが暗くなるような音がしたりします。一例を挙げてみましたが、人にはもっと複雑な感情がありますね。
さて、フルートを吹くからには様々な楽曲を演奏したいですね。作曲家も我々と同じ人間です。色々な感情を持っています。たくさんの作曲家が音(音符)を通して様々な事(感情)を表しています。それを私たちは探り、考え、感じ、演奏しなければなりません。
恋人のために書かれた曲、最愛の妻に先立たれた悲しみを音に託した作品etc. 色々なシチュエーションが夫々の曲にはあります。そんなことを考えながら作曲家の気持ちになって表現していく。そこには愛に満ちた音色も必要ですし、悲しみ、怒りの音色も必要になってきます。作曲家の書いたことを自分なりに理解し、表現するために音色の追求、テクニックというものが必要になってきます。その研究が日々の練習ではないでしょうか。
こんなことを書くとフルートって大変!!音楽って難しい!?なんて思われてしまうかもしれませんね…

★ これからフルートを始めようとされているあなた★
まずは楽器を組み立て、ひとつの音を出すところから始めましょう!!基礎から個々のペースに合わせてレッスンします。初めて音が出たときの感動はすばらしいものですよ。きっとすぐに美しいメロディーを奏でることが出来るでしょう。

★ 数年(or数十年)ぶりに再開しようとされているあなた★
忘れていることも多いかもしれませんね、でも一月もすれば勘を取り戻すことでしょう。基本を再確認しながらフルートを楽しみましょう。

★ ずっとフルートを吹いているけど最近なんだか… なんて思っているあなた★
今までの練習方法は大丈夫ですか?何か些細なことで行き詰まってしまっているかも知れませんね。あなたの演奏を聴き、問題点を見つけアドヴァイスしていきます。益々フルートが楽しくなることでしょう。