「息」という字は「自ら」の「心」と書きます。音は自分自身であり、その人にしか出せない音です。フルートを吹くことは自分の内面を見つめ、自分の内にあるものを表に出す作業でもあります。

日本、フランスでフルートを勉強してきましたが、私の習ってきた先生たちの教えで共通していることは力みのない「自然体」で演奏することです。そうすることで得られる音の素晴らしさは、「音楽って楽しい!」、「時には悲しい」、「よくわからないけれど涙が出てきた」、「圧倒された!」、「感動した」…など、様々な感覚や感情を音楽が呼び起こしてくれるということをたくさん体験しました。

レッスンでは、無理なく音を出せるように、力みを取ることを大事に、姿勢や構え方、体の使い方などから丁寧に見ていきます。音作りの基礎練習はとても大事。理想の音、自分らしい音を一緒に探していきましょう。そして私との二重奏で音程や響き、呼吸の合わせ方などを学んでいただき、憧れのソロの曲もじっくり見ていきます。
“楽しくレッスン” がモットーです。レッスン室でお会いできるのを楽しみにしております。