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グランド・カルテット
CD-ID : 6865
「碧い月の神話」
レーベル名/No. :
PLARM / PYCS0612
演奏者名 :
フルートアンサンブル蘭/丸田悠太
<想い出は銀の笛>

『想い出は銀の笛』は、もともとフルート4重奏のために書かれたもので、既に多くの方々に親しまれている作品です。このフルート3重奏版は、日本を代表する臨床心理学者・故河合隼雄氏との出会いがきっかけとなり、作曲者自身により編曲されました。
I.エメラルドグリーンの風
 フランス音楽のスタイルで。ドビュッシーやラヴェルのように。
II.深紅のルビー
 こちらはお洒落な雰囲気で。
III.ブラック・インヴェンション
 バッハの「インヴェンション」のように。対位法で書かれています。
IV.紫の薔薇
 これもフランス風に。ラヴェルのハーモニーも入っています。
V.ブルー・パステル
 青い空・白い雲・海…、といった明るいイメージで躍動的に。

<演奏ポイント>
三浦真理氏は合唱やアンサンブル作品を多く作曲していますが、自身が「格調高く、美しい作品を書いていきたい」と言っている通り、どの曲も美しいメロディーで彩られています。
この曲は各楽章に副題がついているので、それぞれ曲のイメージはしやすいかと思います。
その楽章に合った音色を出せるのが理想的です。
第1楽章はさわやかな風をイメージして、冒頭の部分は3人のハーモニーがしっかり溶け合うように。中間では主題がどんどん変化し発展していくので、しっかりと息を吹き込み盛り上げてください。第2楽章は美しい旋律を主体に陰影をつけながら歌うように吹きましょう。第3楽章は全体的に固めに、はっきりとアーティキュレーションをつけ、至る所にあるアクセントは3人で意識してしっかり合わせると一体感が得られます。スウィングして吹いた時と古典的に吹いた時の違いが面白い曲です。その時に応じて演奏してみてください。第4楽章はラヴェル風の優雅な旋律にのせて伸びやかな音楽を作るようにすると良いでしょう。第5楽章は速いテンポで快活に、元気よく演奏すれば華やかです。中間から出てくる伴奏の形では重くならないように気を付けてください。