<雨の庭 〜フルート五重奏のための心象スケッチ〜>
アンサンブルシエール吹奏楽団 委嘱作品。
雨の降る庭を印象派の様な雰囲気で書きました。旋律と伴奏と言うよりは、1つの響きとして捉えて頂けると良いと思います。
3rd.Flが一番中心になって音楽を進行させてゆく様になっております。また、半円に並んだ左右で、違う動きや掛け合いになっておりますので、その仕掛けが伝わる様に工夫してみてください。
(福島弘和 筆)
<演奏ポイント>
福島弘和氏は、吹奏楽界等で活躍している作曲家です。アンサンブル曲も多々発表しており、この『雨の庭』もその一つです。
この曲は、譜読みはそれほど難しくはないのですが、アンサンブル力を非常に求められる曲となっています。合わせを行うときは、5人で一つの音を作る意識を持つことが大切です。音色、音質、音程を5人でしっかりとまとめてください。特にロング・トーンで音を繋いでいく箇所が多いので、音を受け継ぐ際のタンギングを統一しましょう。また、音程が下がっていかないように基礎練習を行ってください。中間部のアレグロはメロディーの人は遅くならないようにし、伴奏は中音域でのタンギングが多いので、発音を気にしてみてください。これらに気をつけて、全体のフレーズや曲のイメージをもって音色を響かせると大変気持ちよく演奏出来ると思います。
5人の掛け合いと響きを楽しんで、印象派の雰囲気を感じると良いでしょう。 |