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吹奏楽やアンサンブルでは様々な楽器が集まって一緒に音楽を演奏しますが、楽器の持つ音や特性はそれぞれ違い、またそれらの楽器を演奏している人々の個性や性格も様々です。 演奏者が自分のこと、自分の楽器のことだけを考えているとなかなか音も合いませんが、お互いのことをよく理解して歩み寄り、一緒に良い音を出そう、良い音楽を演奏しようと意識すると、異なる楽器の音が溶け合いやすくなり、仲の良さが伝わってくる良い音楽が生まれます。 曲名の「ユイマール」とは「共同作業、助け合い」といった意味をもつ沖縄地方の言葉で、演奏メンバーそれぞれがお互いのことをよく理解し、思いやりの気持ちを持って一緒に音楽を楽しむことが出来れば、と思い作曲しました。 楽譜はフレキシブル三重奏として出版され、様々な3つの楽器で演奏することが出来ます。 (広瀬勇人) 〜演奏のポイント〜 吹いていてとても楽しい曲です。リズム、アーティキュレーションが難しいので、まずはそれに慣れてから、流れが重くならないように注意しましょう。 各楽器が埋もれるという心配も少なく、純粋に楽しめると思います。 中盤の美しいメロディは音を張るのではなく、リラックスしたふくよかな音色を目指すと、コントラストが出て良いと思います。 |