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| 中山 広樹 |
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なかやま ひろき |
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武蔵野音楽大学大学院修了。卒業演奏会、同大学新人演奏会に出演。皇居桃華楽堂にて御前演奏を務める。
卒業後、渡仏。パリ・エコール・ノルマル音楽院高等演奏家資格コースをプルミエ・プリで卒業。第8回ビュッフェ・クランポン社主催リュテス・フルートコンクール第3位。
帰国後は、ソロ、室内楽、オーケストラ等で活動。フルートを佐伯隆夫、ローラント・コヴァーチ、甲斐道雄、工藤重典、マチュー・デュフォー諸氏に師事。室内楽をC.ドゥビッシー女史に師事。
良い音で曲を吹きたい? それだけで良いの?
自己紹介代わりに、私が、自分の勉強や生徒さんのレッスンの際に感じたことを少し書きます。
「良い音で曲を吹きたい!」よく聞く言葉ですが、私はそれだけを考えて、曲を吹くのは、「美形なら大根役者でも良い!」と言っているのと同じではと思ってしまう・・・
フランス留学していた時、マチュー・デュフォー先生に「もっと音楽を表現しろ!」と教わり、以来自分なりに考えてきました。
大根役者ではなく、表現の豊かな役者になる為に!
☆ロングトーンについて
私は「良い音でロングトーン」ではなく、
ドビュシーの牧神の午後への前奏曲の冒頭のソロをイメージしてロングトーン、
プロコフィエフのソナタをイメージしてのロングトーン、etc.
曲をイメージしてロングトーンします。上記2つは違う音色になります。
音色は多彩でなければいけないと思います。
☆音階と分散和音の練習
退屈さに耐える忍耐力をつける練習? いいえ、とても楽しい練習ですよね。
私は、バッハのソナタやモーッアルトの協奏曲をイメージして音階や分散和音を練習します。
バッハやモーッアルトの曲は、音階と分散和音で構成されているから。
綺麗に分散和音が吹けた時は、とっても気持ち良くて笑顔になります。
音楽を表現する為の大事な練習ですよね。
☆強弱記号について
Fは大きく、Pは小さく = 大根役者への近道!
強弱記号は表情記号だと思います。
Fは 壮大な、雄大な、威圧的な、熱い情熱 etc.
Pは 静寂、繊細な、天使の声、内に秘めた熱い情熱 etc.
全ての強弱記号にこのようにイメージをつけていくと、表現の幅がグーンと広がります。
◆考えはとりあえずこれくらいにして、実際のレッスンは、こんな感じです。
生徒A氏 「先生、今日はあまり練習してないので、簡単な曲持って来ました、グルックの精霊の踊りです。」
私 「難しい曲持って来ましたね、この曲を美しく吹くのは本当に難しい。まず 呼吸とレガートの練習をしましょうね。」
A氏 「はーい」
私 「じゃあ始めに、精霊の踊りをイメージしてロングトーンしてみて」・・・続く |
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