※この記事は2014年に執筆していただいたものです。
番外編
※本番外編は、ムラマツ通信6号(2014年10月30日発行)に「音楽史の扉」と題して掲載された内容です。
1999年10月、ウクライナ共和国のキエフで、ベルリン・ジングアカデミーの所蔵していた5200点もの資料、楽譜、書籍類が発見されました。これは第二次世界大戦後、旧ソヴィエト連邦に持ち去られ、行方不明になっていたものです。この20世紀最大級の発見を成し遂げたのはハーヴァード大学の研究チームでした。調査の中心人物には、素晴らしい著作『ヨハン・ゼバスティアン・バッハ:学識ある音楽家』(春秋社)を著わしたクリストフ・ヴォルフがいます。白尾 隆
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