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ヴィラ=ロボスはブラジル民族主義を代表するスペイン系の作曲家で、交響曲、協奏曲、室内楽等、凡そ2000曲以上の作品を書き残しました。また彼は声楽、管弦楽、器楽の多種多様な組合わせによる独特な形式をもった曲として、1920年から1928年までに15曲の《ショーロス》を連作し、1930年から1945年にかけて一連のバッハ賛歌である9曲の《ブラジル風バッハ》を作曲しました。『ブラジル風バッハ 第6番(1983)』は2楽章で構成され、I.アリア(Choro)はバッハのフルート・ソナタのAdagio楽章を思わせる美しい近代風メロディと、通奏低音を暗示させるファゴットの対位法的なベース・ラインが見事な綾を聴かせます。II.ファンタジアは近代フランスの作品に見られるような機械的な動機と自由な歌が絡み合った技巧的な幻想曲です。作曲家は「私がこの楽器の組合せを選んだのは、ブラジルの古いセレナードを暗示させるためである。…そして、私はセレナードが歌われる時のように即興の印象を与えたいと思った。」と述べています。(解説/佐野悦郎)スタッフより
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