スタッフより
マルセル・モイーズは、フルートの演奏に関して 「多様な音色を持ち、密度の濃い、洗練された、おおらかな、あるいは柔軟性のある豊かな音を自分のものにする」 ためには、ヴァイオリンやチェロのためのソナタやコンチェルト、さらに歌やピアノから多くのメロディーを集めそれらを音楽的に分析し、また、偉大な芸術家達の演奏を聴き、そしてそれと同じくらい豊かにそれらの作品を演奏してみること、と言っています。こうしてモイーズが集めた、特に声楽曲の収集をもとに、その研究の成果を著わしたものが「私のフルート論」です。出版にあたっては、モイーズ自筆の文章と楽譜をそのまま印刷、製本し、別刷りで有馬茂夫氏訳・吉田雅夫氏監修による日本語版を付けてあります。モイーズ自身の息使いが聞こえてくるような、貴重な一冊です。ニュース
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