解説
この曲は、W.A.モーツァルトの作品の中でも群を抜いて知られた曲です。原曲は弦楽合奏のために1787年の夏に作曲されました。この楽譜はDoris Gellerによって原曲に忠実に原調、原寸のままフルート4本に再現されており、第1〜3番のフルート・パートと、4番フルートが兼用するスコアが付いています。第1楽章 Allegro はソナタ形式で、活き活きとした分散和音による明快な第1主題と、可愛らしい第2主題が対称的です。第2楽章 Andante [C] は明るく優美なロマンツェ (ロマンス) で、三部形式で書かれています。第3楽章は軽快なメヌエットで、複合三部形式です。第4楽章は爽快なロンド形式で、冒頭のロンド主題 【レ・ソ・シ・レ】 は、第1楽章の分散和音と関連を持ち、また副主題が一つしかなく、第1楽章の第2主題と類似している点からロンド・ソナタ形式風が特徴となっています。あらゆる機会に活用できる名曲です。(解説/佐野悦郎)スタッフより
第4フルートパート譜は付いていません。スコアから見るようにとの指示になっていますのでご注意ください。ニュース
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