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シカゴに生まれたムチンスキーは、若い頃、ピアノと作曲の両方に没頭しましたが、結局、作曲の師チェレプニンの助言に従って作曲の道を選びました。母校のドゥポール大学で作曲、ピアノ、理論を教え始め、最終的にはアリゾナ大学の作曲科の主任として引退するまで教職を務めました。このようにムチンスキーは、終始、アカデミズムに身を置きながら、ピアノ協奏曲、交響曲、室内楽など多くの作品を発表しました。30代初めに発表した「フルート・ソナタ」は、広く親しまれる作品となりました。 1992年に作曲された「モーメンツ」は、フルーティストのアレクサンドラ・ホーリーによって初演され、作曲者自身のピアノでCD録音されています。全体は3つの楽章によって構成されています。第1楽章は、最初に提示される跳躍の音型を軸に、ジャズ的なかけあいで展開するムチンスキーの手法が発揮されています。第2楽章は内省的な楽章ですが、巧みにフルートのカデンツァから活発な第3楽章へ移ります。第3楽章は手堅く、躍動感を存分に演出しています。(解説/三上明子)スタッフより
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