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リューベックの南、メルンに生まれたミューテルは、生地でオルガン奏者の父に学んだ後、リューベックでクンツェンに師事し、1747年シュヴェリーン公の宮廷音楽家兼オルガニストとして仕えます。1750年に1年の休暇を得た彼はまずライプツィヒを訪れ、バッハの家に間借りして彼の最後の弟子となりました。バッハが間もなく亡くなった後、ハッセ、C.P.E.バッハ、テレマンにも教えを受けています。シュヴェリーンの宮廷に戻った後、ロシアのリガ中央教会のオルガニストとしてビーネンホーフに身を落ち着け、同地でひっそりと亡くなりました。「ソナタ ニ長調」は、ベルリン図書館に自筆譜が残されています。驚くほど繊細に書き込まれたフルート・パートから、かなりの達人を想定した作品と思われます。曲の内容としてはC.P.E.バッハを思わせるバスの進行と、旋律やリズムが断ち切られる瞬間の表出があります。第1楽章 Adagio第2楽章 Allegro ma non troppo第3楽章 Cantabile の緩−急−緩の構成となっています。(解説/三上明子)スタッフより
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