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イベールはフランス印象主義と新古典主義の作曲家です。この三重奏曲は2楽章の舞曲風小品からなる美しい新古典主義の傑作で、第二次大戦後の1946年にローマで作曲されました。第1楽章は三部形式で書かれています。宮廷古典舞曲を思わせる優美で古風な旋律をフルートが奏で、ヴァイオリンが対旋律を美しく響かせ、それがハープ伴奏の色彩の中に映えます。中間部には16分音符の伴奏の色彩の中、魅惑のサラバンド風舞曲が現れます。第2楽章は自由な形式で書かれ、南国スペイン風の異国情緒豊かな旋律がハープの伴奏音型にのり、フルートとヴァイオリンが朗々と、また情熱的に競演します。中間部ではハープのオスティナート伴奏上に哀愁を帯びた旋律が歌います。この演奏形態はクラヴサンの指定がありますが、現在一般には殆どがハープ伴奏で、また、ヴァイオリン・パートに関しては我が国の特殊事情から、アルト・フルートもしくはフルートが代用として盛んに使われています。スタッフより
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