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トマジは、「六人組」の後に活躍したフランスの作曲家・指揮者。コルシカ人を両親に持ち、南仏マルセイユ生まれ。早くから楽才を発揮して、マルセイユ音楽院とパリ音楽院で学び、1927年に作曲のローマ大賞と指揮の一等賞を得て卒業。ただちに放送局の指揮者として活躍しつつ、コルシカなどの地方の民族色ある作品やアジアに題材を取った作品を発表しました。1946年から1952年までモンテカルロ歌劇場指揮者を務めましたが、この時期にフルート、サクソフォン、トランペットなどのための協奏曲が続いて作曲されました。「ソナチネ」も1948年に作曲され、翌年にパリのサル・ガボーにてランパルが初演。フルートの魅力を存分に聴かせる作品です。第1楽章 プレリュードとスケルツォ ランパルの芳醇な音色が想起される愁いを帯びた出だしの旋律。打って変わって跳ね回る部分、保たれた低音の旋律に素早いアルペッジョが飾られる部分が続き、元に戻っていく。第2楽章 パストラル 懐かしさを感じさせる旋律、ハーモニクスを使った不思議な響き、土俗的なリズム、広がりを感じさせるアルペッジョ、これらが独特な音色と景色を醸し出します。第3楽章 終曲 気まぐれな展開が曲の終わりにふさわしい興奮を引き出します。スタッフより
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