商品について
収録CD検索結果画面はこちら解説
アーンはベネズエラ生まれのフランスの作曲家。ドイツ人の父とバスク系スペイン人の母のもとに生まれ、3歳で家族とパリに移住。11歳でパリ音楽院に入学して、作曲をマスネに師事。今日でもアーンの作として有名な、ユゴーの詩による歌曲「私の詩に翼があったなら」は13歳の頃の作品です。アーンは、パリのサロンで持ち前の美声とピアノの腕前でもてはやされる存在となり、文学の素養もあり、作家プルーストと交友関係を続けました。フルートとピアノのための「2つの小品」は、1913年に作曲され、第1曲はルイ・フルーリー、第2曲はガストン・ブランカールとそれぞれフルーティストに捧げられています。第1曲「女神のための踊り」、ゆったりとした4拍子、変ハ長調で書かれています。ロ長調でも同じ高さですが、♭系になったことで、柔らかな光を浴びているような感じになります。第2曲「魔法使い」、5度の動きを軸としてフルートとピアノの機敏なやり取りが面白い作品。発音のはっきりした箇所と、もやのかかった効果を出す箇所があり、サロンで最大限に発揮されたアーンの技を垣間見るような作品です。スタッフより
スタッフのおすすめ楽譜掲載中ニュース
関連サイト
注文ボタンのない商品につきましては、右上の「お問い合わせ」よりお願いします。