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現在もパリ在住で作曲と研究 (日本音楽美術) を続ける丹波明氏の若き日 (1957年) のソナタです。今は残念ながら廃盤となっている、アルプスで亡くなられた加藤恕彦さんのパリでのリサイタルのライブ (1962年) のレコード、CDで強烈な印象を持っている方も多くいらっしゃるでしょう。曲は、緊密に構成された、切れ目なしの単一楽章から構成されています。このただならない緊張感は、異境の地で西洋音楽に立ち向かう丹波氏の覇気からくるものでしょうか。精緻な書法は、明らかにパリ音楽院の伝統に培われたものと言えましょう。それでいて、その枠を越えた美しさをもつこのソナタを、多くの方に親しんでいただきたいと思います。フルートとピアノ伴奏のほかに、フルートと弦楽オーケストラの編成版もあります。(解説/三上明子)ニュース
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