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楽譜・詳細情報

  • 商品ID:35577
    ベートーヴェンとバロック音楽 「楽聖」は先人から何を学んだか

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    越懸澤麻衣/Koshikakezawa, Mai
    ベートーヴェンとバロック音楽 「楽聖」は先人から何を学んだか

    • 編成分類
    • 書籍
    • 楽器編成
    • Book 編成表記の凡例
    • 作曲家時代
    • 作曲家生国
    • Japan
    • 難易度
    • 出版社
    • ON-TOMO
    • 出版No.
    • 371130 +

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商品について

[目次]
はじめに
「学ぶ」ベートーヴェン/ベートーヴェンの時代のヘンデルとバッハ
第一章 ベートーヴェンが聴いたバロック音楽――当時の演奏会のレパートリー
一般的な演奏会レパートリー/盛大に鳴り響くヘンデルのオラトリオ/カトリックの街におけるバッハ/ヴァン・スヴィーテン男爵の私的演奏会
[コラム]バロック音楽を愛したパトロンたち@ ヴァン・スヴィーテン男爵
第二章 ベートーヴェンの楽譜棚@――ヘンデル
ベートーヴェンが遺したもの/「王者の贈り物」/国家事業としてのアーノルド版ヘンデル全集/「学習期から」所有していた鍵盤作品の楽譜 /モーツァルト版《メサイア》/ドイツ語圏におけるヘンデル作品の出版
第三章 ベートーヴェンの楽譜棚A――バッハ
ベートーヴェンが予約購買したバッハの「作品全集」/ベートーヴェンの蔵書にあった『作品全集』/《平均律クラヴィーア曲集》へのベートーヴェンの書き込み/シンドラーが伝えようとしたベートーヴェンとバッハの関係/モテット集/当時のバッハ作品の出版
第四章 ベートーヴェンのスケッチ帳――「楽聖」が学ぶとき
ベートーヴェンのスケッチ帳/ベートーヴェンが筆写した作品/新発見の「バッハのカンタータ」/書き写した目的/書き写す方法/ベートーヴェンの筆写譜とオリジナルとの違い/生涯を通じた学びの姿勢
[コラム]バロック音楽を愛したパトロンたちA ルドルフ大公
第五章 バッハ《平均律クラヴィーア曲集》との対峙――傑作から生まれる傑作
ボンでの出会い/《平均律クラヴィーア曲集》の演奏/ベートーヴェンにとってのフーガ/1817年の「フーガ熱」/《ハンマークラヴィーア・ソナタ》作品106/《大フーガ》作品133/《弦楽四重奏曲第14番嬰ハ短調》作品131
第六章 ヘンデルの主題で――《ユダス・マカベウスの主題による変奏曲》
「表彰式の音楽」?/ベートーヴェンのヘンデル変奏曲の二つの特徴/ドイツ語圏における《ユダス・マカベウス》受容/リヒノフスキー邸での上演/ベルリンでの作曲が意味すること/ピアノがリードする「装飾変奏」
[コラム]バロック音楽を愛したパトロンたちB リヒノフスキー侯爵
第七章 「ヘンデル風」と評された作品――《自作主題による32の変奏曲》と《献堂式》序曲
《自作主題による32の変奏曲》WoO80――「ヘンデルの変奏曲」の古風な特徴/モデルとしてのヘンデルの〈シャコンヌ〉HWV442/ベートーヴェン自身の評価/《献堂式》序曲作品124――こけら落とし公演のための急ごしらえ/「ヘンデル風」という指摘/どこがヘンデル風なのか
第八章 音楽史を聴かせる変奏曲――《ディアベッリ変奏曲》
ディアベッリからの依頼/変奏主題の凡庸さと展開の可能性/「50人の」変奏曲集/作曲のプロセス/様式の「引用」/「バッハのアダージョ」/「ヘンデルのアレグロ」/自己引用による終結
第九章 広がる「過去」の射程――《ミサ・ソレムニス》
ベートーヴェンはバッハの《ロ短調ミサ曲》を知っていたか?/「クルツィフィクスス」のバス/《ロ短調ミサ曲》の楽譜の伝承と出版/ヘンデルからの引用?/「真の教会音楽」
終章 巨匠たちへのオマージュ――未完の計画
ヘンデル様式のオラトリオの夢/オラトリオ《サウル》の計画/《サウル》の葬送行進曲/実らなかったオラトリオ/バッハへのオマージュのかたち/バッハの「記念碑」/クーラウへの「バッハ・カノン」/「バッハの名による序曲」
あとがき/主要参考文献/人名索引
四六判/248ページ

スタッフより

「真の天才はドイツのヘンデルとバッハだけです」(ベートーヴェンの手紙より)。ベートーヴェンであっても、すべてをゼロから作り上げたわけではなく、彼も多くの先人に学んでいました。本書では先人二人の音楽に対峙する楽聖の姿を追っています。


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