Chiyoko Arita
有田 千代子
仙台に生まれる。桐朋学園女子高等学校音楽科を経て桐朋学園大学に入学。ピアノを井口秋子、チェンバロを鍋島元子、室内楽を斉藤秀雄の各氏に学ぶ。
1972年同大学を卒業後、1973~78年までベルギー、モンス王立音楽院に留学。チェンバロをロベール・コーネン、ソロと室内楽をヴィーラント・クイケンについて研鑽を積む。1974年に最高栄誉賞付きプルミエ・プリを得て、更に1977年には最高栄誉賞付きハイ・ディプロマをベルギーから授与された。
帰国後は日本を代表するチェンバロ奏者として様々な室内楽の録音を数多く行っている。また、チェンバロだけでなく古典派からロマン派のプレイエル、ベーゼンドルファー・ピアノや、近代のエラール・ピアノなどの歴史ピアノを演奏、録音をするなど、幅広いレパートリーを展開している。
現在は桐朋学園大学特任教授として後進の指導にあたっている。