私は小さい頃から、とにかく「音」というものに興味があったので、音楽教室に入ってみたいと思っていました。バッハのインベンションを弾くようになってピアノが嫌になり(いまでは大好きな曲なのですが)、友人に誘われてフルートを始める事になりました。 何事も長続きしない私が、その時から今までこの楽器を続けてこれたのは、フルート(音楽)を通じて出会ったり、影響を受けた素晴らしい先生や先輩、友人達のおかげと感謝しています。そして私もレッスンを通じてそんな先生でありたいと思っています。

私はクラシックを中心に勉強してきましたが、実はジャンルにこだわらず色々な音楽が好きで、レッスンでも希望に応じてポップスなども取り上げています。 そんな中から、言葉にはできない複雑な感情や、風景、物語など、想像力をかきたてる多彩で奥深い名曲を探し、生徒さんと喜びを分かち合いたいと願っています。

もちろん、楽器を扱うのですから「基礎奏法」は大切で、自らも、日々実験を繰り返し、情報を集め、フルートを始めた方が、一日でも早く自分の思う通りに楽しめる様にいろいろ工夫しています。目指すは名医というところでしょうか。

私のレッスンのモットーは、人との出会いを大切にして音楽を楽しむことですが、楽しむためには苦労して乗り越えなくてはならないこともありますから、妥協は許しません。とはいっても「飲めや、歌えや…」といった楽しみは大好きなので、忘れるつもりもないのですが…。

音楽をする上で、今一番大切に思っていることは『よい趣味で』ということです。皆さんも、私の教室で楽しみ、試行錯誤しながら『よい趣味』を探してみませんか?