伊藤公一
いとう こういち
1962年19才で京都市交響楽団に入団、2年後に首席奏者となる。
以来33年間オーケストラプレーヤーとして活躍し、またソロや室内楽の分野でも活発に演奏活動を行った。
1973年ボスヴィル(スイス)でのマルセル・モイーズ マスタークラスにおける演奏は同氏より賞賛され、そのフレンチスクールを継承する演奏スタイルは今日まで常に高い評価を受けている。
また京都市立芸術大学や相愛大学などで後進の指導にも力を注ぎ、多くの門下生が国内外で活躍している。
彼らの呼びかけで2003年には「デビュー40周年を祝うコンサート」2013年には「フルーティスト伊藤公一50周年を祝うリサイタル」が開催された。
2005年から2015年まで名古屋芸術大学及び大学院教授を務める。
2013、2014年とイタリアのサレマラシノにてウィリアム・ベネット氏らと共演。
2015年にはイタリアで、また2019年にはシンガポールフルートフェスティバルにてリサイタルを行い好評を博した。2014年からは『伊藤公一フルートセミナー』が開催されている。
第41回藤堂音楽賞受賞。YouTube「伊藤公一Fluteチャンネル」を配信。
名古屋芸術大学名誉教授。ムラマツ・フルート・レッスンセンター・マスタークラス講師。