サン=サーンスは45歳で音楽アカデミ―会員に推挙されていますが、1901年には芸術アカデミーの総裁に選出され、音楽のみならず芸術一般を司る機関の最高責任者となり、名実ともにフランスの楽壇に君臨する巨匠となります。