父も母も肺の疾患で亡くなり、授かったばかりの次男も肺炎で失っていますので、もしかしたら家族性の因子をもっていたのかもしれません。
サン=サーンスはアルジェリアを頻繁に訪れていますが、きまって肺の調子を崩す冬の寒い時期を、より暖かな同地で過ごすことによって発症を防ぐといった、予防的な滞在でもありました。