●4つの項目を同時にやっていくメリット

「1つの項目ができるようになってから次にいかなきゃ!」ではなく、4つの項目をいっぺんに練習することによっていろいろな視点からテクニックを見直すことができるようになります。例えば『音の響き』は、ソノリテ(ロングトーン)や音階練習とはまた違ってすぐに音楽に直結できるような素敵なメロディーが載っていて、「音色」のことや「息が長く続けられるように」などの訓練ができます。
と同時に『タンギング』の練習を行うと、最初からパッと音が出るように「効率よく鳴らすポイント」を探しはじめます。
「タンギング」の練習をしたあとの方が音色がよくなったりすることもありますし、ソノリテ(ロングトーン)のようにゆったり『音の響き』を確認してからのほうがタンギングが綺麗にいく場合もあります。相互に「いい関係」を保つことが大事です。