●すでにスケジュールが決められていることの利点

この本では、各項目ごとに7つのパターンが収められており、初日は(音の響き1、フィンガリング1、タンギング1、インターバル1)。ある日は(音の響き3、フィンガリング5、タンギング7、インターバル2)など、いつも新鮮な気持ちで課題に取り組めるように28日間ランダムに予定が組まれています。そして日課として少しずつ、繰り返し練習することによって徐々に力になっていくようになっています。
この「今日、何をやるべきか」が明確な(スケジューリングされている)状態が頭をスッキリさせ、時間がなくても効率よく、まんべんなく練習できる「鍵」になってきます。
みなさんもこの本をお持ちでなくても、ご自身の中で項目分け(例えば 「ソノリテ(音の響き)」「フィンガリング」「タンギング」「インターバル」「音程」「ブレス」など)をして、並行して練習していけるよう、無理なくスケジュールを組んでみるといいと思います!