[訳注]加藤恕彦(1937-1963)
11歳より林リリ子、吉田雅夫に師事。慶応義塾大学中退、1958年パリ音楽院(コンセルヴァトワール)に留学し、1960年ガストン・クリュネルのクラスでプルミエ・プリを受賞し卒業。同年ミュンヘン国際音楽コンクール第2位、翌1961年モンテカルロ・オペラ座管弦楽団の首席奏者となり活躍が期待されたが、1963年、アルプス登山中の遭難事故により惜しくも亡くなった。