[訳注]アンリ・トマジ(1901-1971)
コルシカ島出身の両親のもとマルセイユに生まれる。パリ音楽院卒業後は、ラジオ放送局のオーケストラの指揮や、第二次大戦中にマルセイユに移転したフランス国立管弦楽団の指揮を執るが、自動車事故により以後は作曲に専念。作風は新古典主義で、コルシカ島の音楽を素材にした特色ある作品も多数残した。