[訳注]インドゥジヒ・フェルト(1925-2007)
プラハ生まれのチェコの作曲家。音楽一家に生まれ、父親はプラハ音楽院のヴァイオリン教授。母親もヴァイオリニストのため、幼少の頃からヴァイオリンを学び、作曲も始め、プラハ音楽院に入学。作風は当初マルティヌーに近かったが、ドビュッシー以降のフランス近現代音楽からバルトークの民族的な側面まで影響を受け、折衷的な様式となった。