[訳注]ルネ・レイボヴィッツ(1913-1972)
ワルシャワ生まれのフランスの作曲家、音楽理論家、指揮者。経歴に関しては現在では疑わしい部分が多く、ナチスから逃れてフランスに移住し、第二次大戦中も6人組の作曲家ルイ・デュレにかくまってもらうなどしたが、その間に作曲技法を磨いた。大戦後は12音技法の擁護者として作曲、理論書の執筆により、楽壇に大きな影響を与えた。指揮者としても多くの録音を残す。