ラヴェルのヴァイオリンソナタでは、聴いていてもFisからEへのアポジァトゥールからの解決が2度出てきて(厳密にはピアノのEs-Bの和音により複調性)気分は解決しているのだが、一瞬次の調性に触れるかのようにDに進む。これはメロディーラインで聞いていると不思議感がある。