René

Renéという姓だけで名前は不明。1910年入学、入学試験でシャミナードのコンチェルティーノを演奏。以下は1910年のコメディアという文化情報の日刊紙(Comœdia ツール・ド・フランスの創設者アンリ・デグランジュによって設立)でのインタビュー記事からの抜粋。


「私の兄はエヌバン氏の元弟子です。(1909年一等賞卒業)ですから、フルートに親しむようになったのはごく自然なことでした。私がフルートを吹いたのは、それが少し健康に良いという事で、若い女性や若い男性にとって、フルート演奏は素晴らしい運動になるからです。最初は兄が教えてくれました。私は2年間、エヌバン氏のクラスを聴講生として受講して、音楽の趣味を改善し、真剣に勉強、試験の準備をして、幸運にも合格することができました。シャミナードのコンチェルティーノを試験曲として演奏しました。」
(加藤元章訳)