パイプオルガンのパイプは、いわば指孔の無いリコーダーの様なもので(発音原理も同じ)これをフルー管と言い、その他に一枚リードの付いたリード管、革を貼り付けた弁が振動する管がありそれらを同時に鳴らすことで複雑な音色を作り出せる。また倍音専用の管もあり、例えばヘ音記号下線のCに対して5オクターヴ上までと3(2)オクターヴ下までの音を鳴らすことができる。これらの組み合わせをコントロールするのがストップでレバーを出し入れすることで操作する。また楽譜通りの音高が出るストップを8ft(フィート)、オクターヴ高いストップを4ft、特にペダルでオクターヴ低い音が出るストップを16ftと呼ぶ。
ストップ