Karl-Heinz Schütz
カール=ハインツ・シュッツ
オーストリア・インスブルック生まれ。10歳よりフルートを始める。フォアアールベルク州立音楽院でE.アムスラーに、リヨン国立高等音楽院でPh.ベルノルドに、スイスでA.ニコレ各氏に師事。
1998年カール・ニールセン国際音楽コンクール、1999年クラコフ国際フルートコンクールで優勝。
2000年から2004年までシュトゥットガルト・フィルハーモニー管弦楽団で、2005年から2011年までウィーン交響楽団で首席フルート奏者を経て、2011年12月よりウィーン国立歌劇場ならびに、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の首席フルート奏者に就任している。
ソリストとしては、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、同交響楽団、NHK交響楽団、札幌交響楽団などと共演している。2013年よりヴォルフガング・シュルツの後任として、アンサンブル・ウィーン=ベルリンとヴィーナー・リング・アンサンブルに参加。ザルツブルク、ブレゲンツ、ラインガウ、札幌PMF、プラハなどの国際音楽祭に出演している。2005年よりウィーン・コンセルヴァトリウム私立音楽大学のフルート科で教鞭をとっており、また、国内外の学校で客員教授を務める。ヨーロッパ各地でマスタークラスを開催するほか、レコーディング活動も活発に行っている。