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この三重奏曲は楽器編成が珍しく、貴重な存在です。副題に「ロマンス」とある、この癒しの美しい小品は単一楽章で書かれています。対位法的なフルートとサックスの主題旋律線が見事で、近代的和声のピアノ(もしくはハープ)のアルペッジョ伴奏に支えられて清らかに流れ、追悼曲に相応しい安らぎの「レクイエム」を奏でます。タイトルのジーン・ハーロウはアメリカの美しいブロンドのセクシー名映画女優 Jean Harlow(1911-1937)のこと。「Saratoga」(MGM)の撮影中に病気で倒れ、26歳の若さで帰らぬ身となった彼女に捧げられた曲です。彼は4度目の渡米の際にこの出来事に遭遇し、曲にしたと推測します。興味深いことは、作品中間部に、彼がソプラノとピアノのために作曲した「三つの旋律(Trois Mélodies)OP.17」より第2曲目「Epiphanie」(※主の公現)の歌詞(仏詩人:リール)の一節が引用され、添えられていることです。 ※東方三博士来訪により幼子キリストが世に現れたことを記念する祝日スタッフより
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