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スタッフのおすすめ楽譜 STAFF'S RECOMMENDATION
30000点以上もある中から、様々な目的に応じて、「使える」楽譜を見つけるのは大変なことです。
このコーナーでは、ムラマツのスタッフが、長年の経験から「これは!」と思う楽譜を、その目的や内容の解説付きでご紹介します。
定期的にご紹介する楽譜を更新していきますので、皆様の目的に応じた「使える」楽譜が見つかることと思います。
演奏会におすすめです♪(Fl.Pf)
2 SALON PIECES
楽譜ID : 33464
ポップ、ウィルヘルム / 曲集 / Popp, Wilhelm / Album
2つのサロン用小品
2 SALON PIECES
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W.ポップはドイツのロマン派の宮廷音楽家、フルーティストとして活躍していました。多作家であった彼の作品は小品やソナタ、協奏曲等があり、その数はなんと500曲を超えるといわれています。
今回ご紹介するのは「2つのサロン用小品」です。
1曲目の「愛の歌 作品204の3」は、表情豊かに歌い上げる導入部のメロディとそれに続く3連符の動きのあるリズムが印象的です。
2曲目の「ハンガリーへの挨拶 作品407」は哀愁漂うチャールダーシュで、吹きごたえがありピアノとの華麗なアンサンブルが楽しめます。
どちらも10分以内の小品ですので、演奏会のプログラムに取り入れてみてはいかがでしょうか。
【中級者向け】 (OY)
忘れられたコンクール用小品10(Fl.Pf)
11.GRAND SOLO,OP.93
楽譜ID : 1957
チュルー、ジャン・ルイ / Tulou, Jean Louis
グランド・ソロ 第11番 OP.93
11.GRAND SOLO,OP.93
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第10回で一区切りつけるに当たり、コンクール用小品とはそもそも何であったか、ということを確認したいと思います。1795年に音楽院(コンセルヴァトワール)の設立が決定され、学校は充実していくのですが、第3代学長のルイジ・ケルビーニの時代に入学、卒業試験の制度が制定されました。このうち、卒業試験に課された新曲演奏用の作品が「コンクール用小品」です。モーツァルトの作品など既知の曲は当然前もって練習が可能で、実力を測る物差しとしては公平ではないと判断され、まだ誰も聴いたことのない新曲を限られた期間で一斉に練習し、その仕上がり具合で評価する、というのはいかにも革命を経て誕生した学校にふさわしいシステムでした。とはいっても、弦楽器やピアノがもてはやされる一方、管楽器があまり大作曲家から作品を残してもらえなかったロマン派の時代、管楽器のクラスのための新曲を作曲したのは教授自身でした。というわけで、コンセルヴァトワールの記録に残る最初のフルート科の課題曲は1824年のベルビギエによる《コンチェルティーノ 第5番》ですが、その次の1832年から1860年まで、チュルーの在任期間中(1829-1859)はずっと彼の作品が続くことになります。
《グランド・ソロ 第11番》 作品93は1845年のコンクールのために書かれ、H.リッテルという友人に捧げられました。曲は両端のアレグロと中間部のロマンスの3部構成になっています。6度の跳躍が印象的な序奏に始まり、そこから派生した第一主題をフルートが奏でます。最初のカデンツァの後、線的な第二主題となり、少しずつ技巧的な旋律となって頂点を迎えます。短い第2カデンツァを挟んでロマンスが始まり、6度の跳躍をもとにこちらは叙情的な歌となります。第3のカデンツァの後、第二主題が4度移調の原調で演奏され、さらに技巧的に音階を上下行し、華やかに締めくくられます。
このころのチュルーにとって、コンクール用小品の作曲は、単に試験用に作品を供給するだけでなく、もう一つ大きな意味があったものと思われます。というのも、フランス楽壇にベーム式フルートの波が次第に押し寄せ、1839年にはパリ音楽院でベーム式フルートのクラスの新設の審議まで行われたからです。このときはチュルー自ら委員の前で演奏して伝統的な多鍵式(チュルー・システム)の優位性を主張し、新設の話を延期に持ち込むことに成功しましたが、自身の流派の存続に対し大きな危機感を覚えたことは想像に難くありません。そこで、ベーム式よりも伝統的なフルートの方が優れていることを証明するための手段としてチュルーは作品を書き、公開演奏である卒業試験において生徒に演奏させることで、審査員である音楽家の同僚仲間や音楽院、音楽行政の上層部にアピールしたのです。
1845年のコンクールにおいて一等賞を受賞したのは、当時わずか12歳のジュール・ドゥメルスマンでした。二等賞のピエール・ブランコは19歳、次点のジュール・クプレが22歳でしたから驚きです。ドゥメルスマンの才能もさることながら、実力成果主義、エリート(選択集中教育)主義、早期教育主義といったフランス教育文化の典型例と申せましょう。実際ブランコもクプレも後世に大きな業績を残さなかったのですが、この非情ともいえる厳しさのおかげで、免許皆伝に相当するコンセルヴァトワールの「プルミエ・プリ(一等賞)」の権威と信頼性が現在まで保たれてきているのかと思うと、歴史と伝統の重みを感じます。
(2019年6月記) (M.N.)
新刊案内(Fl.Pf)
FANTASIA SU ”LA TRAVIATA” DI VERDI
楽譜ID : 34471
Taballione, Paolo
ヴェルディの歌劇「椿姫」によるファンタジー
FANTASIA SU ”LA TRAVIATA” DI VERDI
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作曲したタバリオーネは1981年ローマ生まれのフルーティスト。ローマやジュネーヴでフルートを学び、チマローザ国際コンクールをはじめ数々のコンクールで優勝。ムーティが設立したルイージ・ケルビーニ・ジョヴァニーレ管弦楽団やフィレンツェ五月音楽祭管弦楽団の首席を歴任し、2008年からはバイエルン州立歌劇場管弦楽団で首席フルート奏者を務めています。
19世紀後半から、オペラのメロディをつなぎ合わせて器楽曲に仕立て上げることは盛んに行われ、このヴェルディの「椿姫」も、ジュナン、クラカンプ、ポップなどのフルート用のファンタジーがあり、よく演奏されています。
今回ご紹介するこのファンタジーもその系列につながるもので、歌劇場管弦楽団の経験豊富なタバリオーネが原曲の魅力を生かし、静かな前奏曲に始まって次々に有名なアリアの旋律をつないでいきます。テクニックを存分に披露し、美しいメロディも聞かせる華麗な幻想曲になっていて、現代奏法などは使われず、タファネルやブリッチャルディを思わせるような曲風です。聴き映えがするのでリサイタルや発表会にも使えるのではないでしょうか。ジュナンやポップはもうやったことがある、という方にもおすすめします。
  【上級者向け】 演奏時間:約15分 (T)
どこでも使える「精霊の踊り」(Fl.Pf/Fl.Storch)
REIGEN SELIGER GEISTER
楽譜ID : 12516
グルック、クリストフ・ヴィリバルト / Gluck, Christoph Willibald
精霊の踊り
REIGEN SELIGER GEISTER
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グルックの「精霊の踊り」といえば、ビゼーの「メヌエット」などとともに、誰でも知っているフルートの名曲です。でもこの曲の作曲事情までは知らない方も多いのではないでしょうか。この曲は、オペラの題材として昔からよく使われてきたギリシア神話の「オルフェオとエウリディーチェ」の話を元に、1762年にウィーンで初演されたグルックのオペラの中の1曲でした。第2幕第2場の、天国の野で精霊たちが踊る場面で演奏されたのがシンプルなメヌエットです。
グルックは1773年にオペラの改革を唱え、当時オペラ上演の中心地の一つだったパリに進出しました。彼はいくつかの旧作に改訂を加えて上演しています。その中で1774年にオペラ座で「オルフェオとエウリディーチェ」を上演したときに、このメヌエットにフルート独奏による中間部を書き加えたのです。パリではお歴々がバレリーナの美しい脚を見るのを楽しみにオペラに通ったと言われるくらい、オペラと踊りは切り離せないものでした。パリでオペラを上演するために踊りを書き加えた作曲家は大勢います。ついでながら、お歴々はオペラの途中からやってくるというので、冒頭に踊りの音楽を置く例はあまり無いようです。
このようにして第2幕第2場に置かれたメヌエット(2本のフルート、弦楽合奏と通奏低音)にフルート・ソロ、弦楽合奏と通奏低音による中間部が加えられました。フルート・ソロがあまりに美しいことから、この曲はいくつもの編曲を生み、「メロディー」と題したクライスラーのヴァイオリン用の編曲などは特に有名です。
今回ご紹介する楽譜は、このパリ版の楽譜を使ったもので、弦楽合奏の伴奏でも、鍵盤楽器の伴奏でも使えるようにしたスコアと、第2フルートのパートも含む全パート譜をまとめ、原典に則した校訂で、しかも便利でお求めやすくなっています。音楽仲間の集まり、発表会から演奏会、アンコールまで幅広く使っていただける楽譜です。
【初・中級者向け】 演奏時間:約6分 (SR)
フルート・ピアノ/Fl アンサンブル/フルートと他楽器/Flソロ、エチュード/書籍、その他/
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