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30000点以上もある中から、様々な目的に応じて、「使える」楽譜を見つけるのは大変なことです。
このコーナーでは、ムラマツのスタッフが、長年の経験から「これは!」と思う楽譜を、その目的や内容の解説付きでご紹介します。
定期的にご紹介する楽譜を更新していきますので、皆様の目的に応じた「使える」楽譜が見つかることと思います。
忘れられたコンクール用小品7(Fl.Pf)
LEGENDE
楽譜ID : 11633
ポート / Poot, Marcel
伝説
LEGENDE
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マルセル・ポートは1901年にベルギーのブリュッセル近郊で生まれ、ブリュッセル音楽院に学び、パリに出てエコール・ノルマル音楽院でデュカスにも学んだ作曲家です。1988年にブリュッセルで亡くなりました。1925年から5年間ほどフランス6人組のベルギー版のような作曲家グループ「レ・サンテティスト」の一員として活動しました。後に母校ブリュッセル音楽院の教授として和声や対位法を教え、1949年から1966年まで院長を務めました。作風はフランス6人組を受け継ぐ新古典的なスタイルと近代的、機械的なリズムの妙が特徴で、7曲の交響曲を残したシンフォニストであり、ベルギーの地理的な影響によりフランス風の叙情性とドイツ的な重厚さをあわせ持つという点からもオネゲルに近いものがあります。
《伝説》は1959年の卒業コンクール用に作曲されましたが、献呈先は当時のブリュッセル音楽院のフルート科教授、フランシス・ストーフとなっています。冒頭、ピアノの荘重な和音の連打の後、フルートが神秘的な第1主題を奏で、カデンツァに入ります。第2主題は打って変わって4分の3拍子と8分の3拍子の混合拍子による機械的なリズムの行進が始まり、20世紀後半の時代を感じさせる作風です。フルート・パートの方も半音階的でメカニカルな動きが続き、当時の典型的なコンクール用小品のスタイルです。リステッソ・テンポで第1主題に似たカンタービレ主題が登場しますが、所々伴奏では第2主題の混合拍子が顔を見せます。徐々にテンポを落とした後ヴィヴァーチェとなり、輝かしくも少しおどけた旋律でラストスパートをかけたかと思いきや、第1主題に回帰します。トリルでエネルギーをためた後、コーダはヴィヴァーチェで駆け抜けて終わります。3連符や8分音符3拍による上行音型が随所に現れ、性格の異なる主題を有機的に結びつけると同時に、音楽の推進力となっています。
1959年6月6日に行われたコンクールの一等賞をとった4人のうち、スイス出身のブリギッテ・ブクストルフはアンセルメ時代のスイス・ロマンド管弦楽団で首席奏者を務め、ベルンやローザンヌの音楽院で教鞭をとりました。フィリップ・ベンデルは後年指揮者として活躍し、カンヌ管弦楽団の芸術監督等を務めました。また加藤恕彦氏が1958年に渡仏、日本人フルーティストとして最初にパリ音楽院に入学し、1年間の勉学の後はじめて受けたコンクールでもありました。『加藤恕彦留学日記』(商品ID:21670)で1年の軌跡を追った後、ポートの《伝説》を聴く、あるいは演奏してみると、彼が「放電」と書き残した意味がよく分かるのではないでしょうか。加藤氏はこの年は惜しくも逃しましたが、翌年見事一等賞を取りました。
(2018年6月記)(M.N.)

忘れられたコンクール用小品→楽譜ID:7903(ムーケ/牧歌)
忘れられたコンクール用小品2→楽譜ID:2335(マゼリエ/ディヴェルティスマン・パストラル)
忘れられたコンクール用小品3→楽譜ID:7628(オベール/序奏とアレグロ)
忘れられたコンクール用小品4→楽譜ID:1721(ジョルジュ/ア・ラ・カスバ!)
忘れられたコンクール用小品5→楽譜ID:1620(ブラン/アンダンテとスケルツォ)
忘れられたコンクール用小品6→楽譜ID:1653(ドゥメルスマン/演奏会用ソロ第2番)
新しくなったクヴァンツのフルート奏法(Book)
VERSUCH EINER ANWEISUNG DIE FLOTE TRAVERSIERE ZU SPIELEN
楽譜ID : 33507
クヴァンツ、ヨハン・ヨアヒム / Quantz, Johann Joachim
フルート奏法[改訂版](訳:荒川恒子)
VERSUCH EINER ANWEISUNG DIE FLOTE TRAVERSIERE ZU SPIELEN
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バロック音楽の演奏法を勉強しようというときに必ず引き合いに出されるのがJ.J.クヴァンツの「フルート奏法」です。バロック時代の末頃にドイツで活躍したクヴァンツはフルートの名手であり、作曲家であり、当時のドイツの名君でフルートの名手でもあったフリードリヒ大王のフルートの先生でもありました。大王の先生ですから、当然給料も破格で、同じ宮廷で楽師を務めていたC.P.E.バッハの7倍近くもらっていたこともあるようで、これではエマヌエルも怒る(!?)かもしれません。
そんなクヴァンツが1752年に著した「フルート奏法(試論)」が、昔から名著と言われバロック音楽を勉強する必携書とされてきたのは、単にフルートの演奏法を語っただけの本ではないからです。クヴァンツはまず“良い音楽家になるための心得”を序章で述べています。そして第1章から第10章まででフルートの楽器のことや演奏法のことを述べた後、第11章は“良い歌唱法、良い器楽演奏全般”、第12章の“アレグロの奏法”、以下“装飾法”“アダージョの奏法”等々が語られ、その後に多くの紙数を使って、“伴奏者の義務”、“音楽家と音楽作品論”と続きます。これらの中には弦楽器奏者や鍵盤楽器奏者への記述も多く、当時の様々な演奏上のあり方や問題点が語られています。つまりこの本は「フルート奏法」とされてはいますが、その対象は弦楽器奏者や鍵盤楽器奏者にまで及び、あらゆる楽器に携わる人への啓発書にもなっているのです。この本は、後期バロック時代のベルリン周辺のドイツ音楽を知る上で大変貴重な資料と言うことができます。
さらに、この改訂版の特長は、本文について旧版の誤訳の修正や読みやすい和訳への変更にとどまらず、新たに訳者による「クヴァンツを巡る音楽環境について」と題する、当時のクヴァンツの周辺を語った70ページあまりの解説が付いていることです。この解説はこの本を読むためだけでなく、この時代の音楽状況を知る上で大変有益なものになっています。
ドイツ後期バロック時代の音楽がお好きなあなた!たとえ旧版をお持ちであっても、さらに得るところの大きい本書を是非手にとって読んでみて下さい。このように書いている筆者も買い直したひとりで、買い直したことに大変満足しています。
(SR)
心洗われる美しい響き!(8Fl.)
AVE VERUM CORPUS,KV 618
楽譜ID : 15870
モーツァルト、ヴォルフガング・アマデウス / Mozart, Wolfgang Amadeus
アヴェ・ヴェルム・コルプス KV618
AVE VERUM CORPUS,KV 618
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W.A.モーツァルト晩年の傑作である讃美歌「アヴェ・ヴェルム・コルプス」。1791年6月17日にバーデンで、彼の友人でもあった合唱指揮者のアントン・シュトルのために作曲されました。もとは合唱、弦楽、オルガンのシンプルな編成ですが、今回ご紹介する楽譜は弦楽で演奏される部分がSoloパート4つに、合唱の部分がTuttiパート4つに分けられており、計8本で演奏が出来ます。
長さはわずか46小節ですが、自然な流れの中での転調や澄み切った美しい響きに魅了される作品です。速さはゆったりとしたAdagioで、細かい音符もないため初心者の方も挑戦しやすいのではないでしょうか。演奏会のアンコール等でも、透き通った清らかな音色で締めくくることができるのでおすすめです。
【初級者向け】 演奏時間:約3分30秒 (OY)
新刊紹介(Pic.Fl.A-fl.B-fl.)
MUSETTA STEPS OUT (BASED ON ”MUSETTA’S WALTZ” FROM PUCCINI’S ”LA BOHEME”)
楽譜ID : 33954
ドルフ、ダニエル / Dorff, Daniel

MUSETTA STEPS OUT (BASED ON ”MUSETTA’S WALTZ” FROM PUCCINI’S ”LA BOHEME”)
詳細情報はこちら
アメリカの作曲家ドルフが、プッチーニのオペラ「ラ・ボエーム」第二幕でムゼッタが歌う有名なアリア「私が道を歩くと」をフルート四重奏に編曲したものです。初めはサックス四重奏用に作られ、のちにフルート用に編曲されました。
ドルフは、1930〜40年代のアメリカのバンド・ミュージックなどのポップ・ミュージックがプッチーニのメロディ進行やハーモニーの影響を受けていると指摘しています。そこからこのジャズ風の編曲のアイデアが浮かんだとのことで、単にオリジナルのメロディをそのままフルート四重奏にしてあるのではなく、シンコペーションを使った、ガーシュウィンを思いおこさせる小粋でスウィンギングなアレンジになっています。
3分半ほどの短い曲ですが、技術的にもそう難しくなく、ピッコロからバスまでのフルートを使ってプッチーニのメロディの美しさとアンサンブルの楽しさを味わうことができます。ウキウキとする軽快で楽しい洒落た曲なので、サロン・コンサートやアンサンブルの演奏会のアンコールなどにいかがでしょうか。
【中級者向け】 (T)
フルート・ピアノ/Fl アンサンブル/フルートと他楽器/Flソロ、エチュード/書籍、その他/
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