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デンマークに生まれたヨアヒム・アンデルセンは、フルーティスト、指揮者、作曲家としてドラマチックな生涯を送りました。ヨアヒムと弟ヴィゴは、フルーティストの父からベーム式以前のフルートで手ほどきを受け、少年の頃から公開の演奏会に出演しました。ヨアヒムは13歳からコペンハーゲンのオーケストラで演奏し、サンクト・ペテルブルクのオーケストラを経て、ベルリン・フィル創設のメンバーとなり、ブラームス、チャイコフスキー、グリーグなどの指揮の下でも演奏する機会を持ちました。アンデルセンの作品はエチュードが有名ですが、「バラードと空気の精の踊り」は、ピアノ伴奏パートも充実した見事な作品です。作曲年代は分かりませんが、作品5と早い番号なので、若い頃の作品でしょう。ロマン派の情感を湛えた導入部の後、作品21のエチュード4番と同じ旋律が登場します。エチュードでは、スウェーデンの民謡と注釈が付いていますが、もの悲しい旋律が昔話を語るように使われています。後半は、空気の精の軽やかなダンスが縦横無尽に跳ね回る様が描写され、アンデルセンの演奏を彷彿とさせます。ニュース
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