商品について
収録CD検索結果画面はこちら解説
今年は20世紀最大のロシアの作曲家ショスタコーヴィチの生誕100年にあたります。彼は交響曲などの大作で知られていますが、実用的な映画、舞台音楽では意外な一面を覗かせています。ロマンティックな美しい小品『4つのワルツ』は彼の友人アトヴミアンが編曲した作品で、原曲は映画音楽、舞台音楽に基づくものです。近年になって木管楽器小編成の理解が高まると同時に、比較的特殊な組合せとして捉えらがちであったフルートとクラリネットとの二重奏曲が再認識されています。この4曲のワルツの内、第1曲目[Fl.Pf]と2曲目[Cl.Pf]は、それぞれの独奏用に編曲され、第3・4曲が三重奏曲に編曲されています。第3曲[Fl.Cl.Pf.]はG.M.コジンツェフ、Y.トラウベルクの共同監督による映画《マキシムの帰還Op.45(1937)》から引用され編曲されており、気品のある優美なロマンティックな円舞曲です。第4曲[Picc/Fl.Cl.Pf]はE.ヴォイニッチの小説の映画化による《馬のあぶみOp.97(1955)》から採られ編曲された、童謡風の可愛いワルツでピッコロの軽快な響きが印象的です。(解説/佐野悦郎)スタッフより
スタッフのおすすめ楽譜掲載中ニュース
関連サイト
注文ボタンのない商品につきましては、右上の「お問い合わせ」よりお願いします。