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フランスの地中海に浮かぶ風光明媚な 「コルシカ島」 を情景描写した交響詩であり、ピッコロを含むフルート四重奏曲 (上級) の名曲中の名曲です。作曲家のJ.ラウバー (1864-1952) はスイスの生まれで、チューリッヒ音楽院の教授、後にジュネーヴ劇場の指揮者として活躍し、我が国では 『中世の4つの舞曲 (Fl. & Hp.) 』 の作曲者で知られています。第1曲 Le Maquis (Solitude) 「マキ (孤独) 」 と呼ばれる島特有の美しい植物景観を持つ潅木地帯を描写した曲です。第2曲 Evisa (Dans sa Parure Printaniere) 「エヴィザ (春の装いに包まれて) 」 2つの最高峰の麓の町名を題材にしたスケルツォです。第3曲 Serenade (La maison de Bonaparte) 「セレナーデ (ナポレオン・ボナパルトの家) 」。この島は小貴族ボナパルト家一族の生地 (Ajaccioで8月生誕祭) であり、彼の生家を偲ぶ詩です。第4曲 Meditation (Calanques de piana) 断崖絶壁の海岸線ポルト湾の奥に位置する美しい入り江の町ピアナを映した 「瞑想曲 (ピアナの入り江 [カランク] ) 」 です。第5曲 La Citadelle de Corte 「コルト湾の城壁」 は島の北部中央盆地に位置する歴史を偲ばせる古都コルトの景観を表現しています。(解説/佐野悦郎)ニュース
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