解説
ロマン派時代、ドイツのライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団で活躍したフルート.H.Kohler (1763-1833) の編曲による 『二重奏曲集』 で、愛好家のために当時出版されたものを再版した楽譜です。第1曲目は『ピアノ・ソナタ ハ長調 KV 309= (284b) 』 で、モーツァルト自身の手紙によると、マンハイムの音楽家Ch.カンナビヒ (1731-98) の娘ローザのために作曲された作品です。第2曲目はパリで作曲された一連のピアノ作品の最後のもので 『 「リゾンは眠った」 による変奏曲 』 です。その主題はニコラ・ドゥゼード (1740? 45-1792) の喜歌劇 『ジュリー (1772) 』 からのアリエットと伝えられています。(解説/佐野悦郎)ニュース
関連サイト
注文ボタンのない商品につきましては、右上の「お問い合わせ」よりお願いします。