解説
イアン・クラークはイギリスのフルーティスト、作曲家。子供のころからピアノとフルートに親しんでいましたが、大学では数学を専攻しました。しかし、ギルドホール音楽院で聴講生としてフルートをエイヴリル・ウィリアムズに師事し、ウィリアム・ベネットとの出会いなどを経て、プロを目指すようになりました。またロック・バンドで作曲を担当し、ジャズやアフリカ音楽など幅広く取り入れた作品を書いた経験がその後に活かされています。フルートとピアノのための「オレンジ色の夜明け」は、出世作となった作品。アフリカ東部の巨大な谷、グレート・リフト・ヴァレーの原始的で雄大な風景を表現しています。ロバート・ディックの運指法による竹笛のような多彩な音色が、この作品の特色になっています。1991年に作曲されてから運指の併記など何度か校訂を重ね、より分かりやすい楽譜になっています。ニュース
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