解説
E.グリーグの代表的なピアノ小品集『抒情小品集 全10集 (Op.12, 38, 43, 47, 54, 57, 62, 65, 68, 71) (全66曲) 』 『伝承による19のノルウェー民謡 (Op.66) 』 『アルバムの綴り (Op.28) 』 等の中から北欧の民族的で素朴な美しい名曲を13曲選曲、編曲された合奏曲集です。表題の 【小妖精 (KOBOLD-コボルト) 】 は曲集最後の標題から付けられたものです。掲載曲順に1 「叫び声 Op.66-8」2 「子守歌 Op.66-7」3 「教会の歌 (賛美歌)*」4 「小さな灰色の子Op.66-13」5 「農民の歌*」6 「ノルウェー舞曲ハリング1 Op.47-4」7 「孤独なさすらい人 Op.43-2」8 「故郷にて Op.43-3」9 「ジル・ダレからの賢者*」10 「アルバムの綴りOp.28-4 」11 「揺りかごのそばでOp.68-5 」12 「民謡 Op.38-2」13 「小妖精 Op.71-3」以上です。グリーグは 『抒情小品集』 を、1867年に第1集を発表して以来創作を続け、第10集の完成は1901年までの彼の創作期全般に渡ります。また晩年の1893-6年にかけ 『伝承による19のノルウェー民謡 Op.66』 を書き上げました。これらは演奏会、教育用作品として最適です。(*前述のすべての全集を照合済ですが出典が不明です。)(解説/佐野悦郎)ニュース
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