解説
ボザは、南仏のニースの生まれで、パリ音楽院の作曲、ヴァイオリン、指揮の3科目で1等賞を獲得しています。1939年からパリ・オペラコミック座の専属指揮者として10年間活動した後、ヴァランシェンヌの音楽院長を務めました。ボザはオペラ、バレエ、交響曲なども手掛けましたが、現在まで演奏され続けている作品は、主に管楽器のための作品でしょう。「アリア」 は3分程の小曲です。ヴァイオリンまたはフルートを想定して書かれ、静かな抒情の中でその楽器の美しい音色が歌曲のヴォカリーズのように引き出されるようにと意図されています。pp や ppp の美しさが自然に決まり、クライマックスの ff も包容力のある音となるように。(解説/三上明子)ニュース
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