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E.ボザ (1905-1991) の 『2つのスケッチ (下絵) 』 は彼の名曲フルート四重奏曲の中で最も難曲とされている 「2章」 の演奏会用作品です。それぞれの曲に春の叙情詩的な表現の標題が付けられており、第1曲 「野に渡る響きと香り」 にはE.ボザ特有の連鎖連符の連続による複雑で緻密な合奏技術が要求されます。それに続く第2曲 「風の中の反映」 は反射 (フラッシュ) を表現する躍動感溢れるリズミカルな跳躍、分散和音の舞踏です。美しい春の野原を描写したと思われる色彩豊かな詩です。創作時期は彼の四重奏曲の傑作 『夏山の一日 (1953) 』 と 『3つの小品 (1978) 』 の間の1969年に作曲され、その3年後に出版されています。是非ともレパートリー仲間に!彼の名曲フルート四重奏曲は全3曲です。(解説/佐野悦郎)ニュース
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