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第1楽章 2/4 は軽妙に踊る16分音符リズムが感動的です。冒頭2小節楽句の動機、上行分散和音と下行分散和音が多彩に変奏されます。中間部では主題がファゴットのレガート旋律に拡大され、フルートが対旋律で応答し、装飾音と半音階で飾られます。第2楽章 4/4 アンダンテは幻想的で現代的なポリフォニー旋律が半音階的に装飾され見事です。第1楽章の主題が4小節に拡大されて幾重にも流れ、細分化された技巧的装飾旋律による変奏楽句が連なります。第3楽章 12/8 は第1楽章の主題が1小節に縮小された躍動的なジーグ風舞曲です。4(5)度連続動機や半音階、半音階的旋律で結ばれて徐々に変奏展開されます。このように各楽章は共通の動機で統一されています。ガベーユはパリ国立高等音楽院でピアノと作曲を学んだ新古典主義の作曲家で、軽妙で粋な作品を多数書き残しています。また、ジャズのピアニストや放送局の音楽ディレクターも務め、多彩な音楽活動を行いました。スタッフより
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