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この曲は、妖精の踊りと歌を4本の笛で描いた楽しい作品です。第1曲 『集会』 [Allegro vivo 4/4] は園に妖精達が集まり歌い、踊り明かす様子を軽妙なリズムで描写しています。第2曲 『森の中』 [Moderato 2/2] は森の園で静かに、幻想的な旋律を歌い奏でます。第3曲 『空中に』 [Allegro 4/4] はロンド風に書かれた主題が、躍動感に溢れる16分音符の連打で始り、P.M.デュボワの 『四重奏曲』 終楽章 「タンブーラン」 を連想させます。ニンフ (Nymph) はギリシャ神話に現れる、美しい少女の姿をした妖精で、自然のいたる所、海、川、森に宿り、古くから 「西洋絵画の主題」 となってきました。また、恋多き惚れやすい性格と、歌と踊りが大好きであることから、笛を持った牧神 (パン) と一緒に描かれ、多くの「 笛音楽の題材」 ともなりました。アメリカの異色若手作曲家ショッカーの音楽は挿絵のように素直に描かれており、演奏者にも聴衆の心にも素直に響き受け入れられます。(解説/佐野悦郎)ニュース
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