商品について
収録CD検索結果画面はこちら解説
ドリングは20世紀後半に活躍した英国の作曲家、女優です。王立音楽院では作曲と平行して演劇、舞台も続けました。オーボエ奏者R.ロードと結婚し、夫のために室内楽曲を書き上げ、このトリオもその一曲です。全3楽章からなり、時折プーランクの影響を感じさせます。第1楽章は変拍子が入り乱れる舞踏的な5つの主題が自由奔放に飛び交いますが、ソナタ形式で書かれているため、第1、第2主題は再現されます。それらの主題はリズミカルな伴奏にのって最後まで力強く先導されます。第2楽章は三部形式で書かれ、まずオーボエが優美な旋律を歌い、続いて転調[C]して同主題をフルートが受け継ぎます。中間部は二重奏とピアノのアンサンブルで華やかな香りを醸し出します。第3楽章も三部形式で書かれ、主題は急速な8分音符連打の伴奏にのって活発に躍動します。中間は対象的に古典的で優美な主題が慰めてくれます。フルートとオーボエの二重奏のカデンツァを経て主題は再現され、コーダは激しく突進します。スタッフより
スタッフのおすすめ楽譜掲載中ニュース
関連サイト
注文ボタンのない商品につきましては、右上の「お問い合わせ」よりお願いします。