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K.J.アンデルセン (1847-1909) はデンマークに生まれ、フルート奏者、作曲家、また指揮者として活躍しました。フルートの為に美しい演奏会用小品だけでなく重要な練習曲も多く書き残しています。この曲は 『ALTES』 3巻で上級テクニックを十分習得した上級者が更に技術を洗練するための補充練習曲です。『24 Studies op.21』 の続編に位置するもので、この2つの練習曲がK.J.アンデルセンの名を不滅なものとしました。M.モイーズがこの練習曲の序文に、『パリ音楽院での学生時代のレッスンのとき 「ピアニストはショパンのエチュードを、我々フルーティストは、唯一この特権をアンデルセンに与えることが出来よう」 とタファネルが常に彼の功績を称賛していた。』 と記しています。世界の多くのフルーティストを育てたこの練習曲は、別名 『Grand Exercise』 とも呼ばれ、耐久力を必要とする全調24曲から成り、上級奏法には不可欠な技術を網羅したものです。E.ケーラーの 『30 Virtuosen Etuden』 や、A.B.フュルステナウの 『Bouquet des Tons』 と併用すると効果的です。(解説/佐野悦郎)ニュース
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