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特殊管を用いない編成で書かれた貴重なフルート六重奏です。三部形式の枠組みにロンド風形式を残しつつ、自由な形式で書かれています。作曲者が「希望の光」と解説しているように、煌く光が各パートを自由奔放に駆け巡り、歌い合います。冒頭主題は各パートが静かに、同時に異なる動機をミニマル風に演奏し、光を拡散するかのごとく対応し合います。この動機はロンド主題のように曲全体に3回[D][B][D]現れ、躍動感を与えています。間に挟まれた主要主題[D]はポップス・ダンス風の意気揚々としたテーマで、その後半には対照的に和声的なレガート主題が優美に舞います。中間部のAdagio主題は心が和む癒しの時で、カデンツ風の装飾楽句が対話し合い、美しく響きます。福田洋介氏は演劇、TV、映画等、幅広く活躍している作曲家、指揮者、編曲者です。特に、吹奏楽分野が得意で、それらの楽器のために種々多彩な編成を試み、様々な室内楽作品を発表して高い評価を得ています。(解説/佐野悦郎)ニュース
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