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秋は結婚式のシーズン、何処の 《フルート四重奏団》 もステージの出番でおお忙しでしょう。結婚式の音楽には 『結婚行進曲』 が付き物でありますが、それ以外の出し物に悩みのではないでしょうか?特に、笛仲間の結婚式には・・・・・!チェレプニン (1899-1977) の 『フルート四重奏曲』 は、大変明るく楽しく家庭的な雰囲気のある曲で、正にうってつけの曲です。1楽章 《教会にて》リズミカルに<教会の鐘>を打ち鳴らし祝福している様子を模倣している。誰かがきっと、結婚式を挙げているのであろう?幸せな家庭を持ち、やがて、子供が誕生し、成長するのが楽しみになります。2楽章 《両親の子供への思い》子守歌のように安らかで、夢路に誘われる、子供が安らかに眠っている。両親が枕元で、子供の将来についての夢と期待感を持って見つめている幸せな一時。3楽章 《台所にて》お母さんが台所で忙しく動き回り食事の準備をしている。子供も一緒になってお手伝いする様子がリズミカルに伝わってきます。家族の描写音楽にはドイツ後期ロマン主義の巨匠 R.シュトラウスが妻と子に献呈した 『家庭交響曲』 があります。この曲をもじれば 《家庭四重奏曲》 です。作曲家のチェレプニンは父親ニコライ (ロシアのバレエ音楽に貢献した印象主義国民楽派の作曲家:1873-1945) とロシア革命の動乱期に、パリでの亡命生活を余儀なくされたのです。その後アレキサンドロは極東 (日本にも滞在)、アメリカへと幸せな家庭を求めて旅をしたのです。家庭は幸せに、『四重奏曲』 は最終楽章 《IN THE KITCHEN:台所にて》 までキチンと整然とまとめてください。(解説/佐野悦郎)ニュース
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