解説
アントン・シュターミッツは、マンハイム楽派の古典派交響曲の確立に貢献したヨハン・シュターミッツ (1717-1757) の次男です。長男は、通称カール・シュターミッツ (1745-1801) で、「フルート協奏曲 ト長調」 の作者としても有名です。この親子3人は、正確な名前では、父も次男もAntonを含むため、大変混同しやすく、間違われることがあります。弟アントンは、兄カールより作品が少なく、生涯についてもあまり知られていません。10歳の時、マンハイムのオーケストラで弾き始め、ストラスブルグに移った後、パリに定住し、主にヴァイオリン教師をしていたようです。この曲は、パリの出版社から出版されたフルートのためのコレクションが、パリの国立図書館に保存されていたものを元にしています。(解説/三上明子)ニュース
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